今回は『Avalon Alter -karma- 幸福を求める百合アンソロジー』の感想を書いていきます。

同時発売された『Avalon -bloom- 幸福を迎える百合アンソロジー』の感想記事

『Avalon -bloom- 幸福を迎える百合アンソロジー』の感想

webで公開済みの話もあるのでリンク貼りました。

『Avalon Alter -karma- 幸福を求める百合アンソロジー』の感想

あやつなぎ(しぐれうい)

姉妹百合。最初の数ページで設定の重さがわかる。

どっちもやべー奴だってはっきりわかんだね。

氷の部屋(須藤祐実)

昔好きだった女に呼び出されてこき使われる話。

マウンティング百合、すこ。

魂の関所にて(桜庭友紀)

死者の魂が集まる場所での、死者と管理人の百合。

そして生前も百合という。構成が上手かった。

ハッピーエンドはいらない(みかん氏)

お嬢様とメイドの話。

身分差百合は強い。えっちシーンあり。



明けない夜(お久しぶり)

幼馴染の親友に恋する女の子の話。その相手にも好きな子がいて……

展開としてはよく見るパターンだけどドロドロし過ぎないのがいい点。

かげろうのはな(空倉シキジ)

太夫同士の百合であり、太夫と禿(かむろ)のおねロリでもある。

美しさを感じさせる話だった。

ラストピースの行方(滝島朝香)

webで公開済み
http://www.comic-medu.com/st/gg_shortstories/16
幼女アンドロイドとのおねロリ。

アンドロイドと感情は普遍のテーマだし、ジグソーパズルを使った暗喩も上手くハマっている。

まとめ

参加作家さんはたったの7名なのに約300ページの大ボリュームアンソロジーです。

このボリュームで1000円弱ならかなり安いと思います。百〇姫コミックスは見習って……

「karma」の名の通り業の深い話が多いです。

同時発売の『Avalon -bloom-』に比べれば話の内容は重いのですが、読了感が悪いわけではありません。

絶妙なバランスで成り立っている、完成度の高いアンソロジーと言っていいでしょう。

参加している作家さんたちは今後活躍の場も増えてくると思います。

「Avalon」第3弾にも期待です。