今回は『カヌレ スール百合アンソロジー』の感想を書いていきます。


表紙イラストは未幡先生。

『カヌレ スール百合アンソロジー』の感想

「スール」とは上級生と下級生が契りを結んで「姉妹」となること。

このアンソロジーを買う人は知ってそうですが。

サイレント・マニフィカート(ヨルモ)

幼馴染と姉妹になりたかったのに相手にはもう妹がいて……という話。

最後のコマちょっと怖い。

勿忘草の君(毒田ペパ子)

3姉妹の三角関係を描いた話。

3年生は2年生が好き、2年生は1年生が好き、1年生は3年生が好き。こういう設定ほんとすこ。

私の白い薔薇(樫風)

学園の中と外での姉のギャップを描いた話。

妹だけが知っている姉の一面。いいゾ~これ。

さくらアンニュイ(めの)

地味な姉妹の関係を描いた話。

確かに文芸部とか地味なイメージある。雰囲気出ててよかった。

ミカエルのいたずら(七坂なな)

姉妹の契りを交わす直前の話。

絵柄がマッチし過ぎてて草。

実希先輩は今日もキモイ!(飴野)

まっすぐな先輩と素直になれない後輩が姉妹にという話。

タイトルの直球さに草だ……

わたしの大切な姉妹の話(ねが)

実の姉のスールとしての妹だった人と実の妹がスールになる話。

妹から申し込むパターンすこ。ややダーク要素あり?



私の一番のシスター(寝路)

姉の友人に恋する妹の話。

確かに契りを結んでいても恋愛関係である必要はないよな……

それはそうと寝路先生の人外じゃない話は貴重。

地獄で会おうぜ、ベイビー(タカハシマコ)

姉妹での心中が一般的な学校の話。

ネタ枠でいいのかな……?

わたしたちの証(くもすずめ)

姉妹はお揃いのものを持つという伝統がある学校の新米姉妹の話。

シンプルだけどいい話だった。

あのこはだれのもの(純玲)

同級生同士で付き合ってるけど姉妹制度が復活する!?という話。

どうしても上級生と下級生の話が多くなりがちなので同級生ネタはよかった。

スプール(はにみ)

生意気な妹とおせっかいな姉の話。

すこすこ。

花の命は短くても(缶乃)

別れてしまったスールとしての姉と再会する話。

姉のほうが身長低いパターンすき。

まとめ

すこだ……

いい意味で古臭いアンソロジーという印象でした。古き良き時代の百合というか。

個人的にこの手の先輩後輩百合が好きなのでめっちゃ刺さりました。

スール」というかなり狭いテーマでアンソロジーを作れる時代になったのはいいことだと思います。

多少のネタ被りはどうしようもないですね。この程度で抑えられたのであれば十分かと。

ページ数も多いのでお得感があります。

未幡先生の作品も読みたかったですが単行本作業もあったので難しかったと思います。そもそも未幡先生あまりアンソロジーで見ない……

関連記事→『私の百合はお仕事です!』(著:未幡)5巻の感想

『カヌレ スール百合アンソロジー』の次回作にも期待したいです。


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