今回は萩埜まこと先生の『熱帯魚は雪に焦がれる』(通称:はにがれ)の感想記事です。


『熱帯魚は雪に焦がれる』のあらすじ

一応あらすじも載せておきます。

マジメ系不器用先輩と強がり系不器用後輩のガールズシップ・ストーリー

都会の高校から、海辺の田舎町にある七浜高校へ転校してきた小夏は、
周囲にうまくなじめずにいた。
そんなとき、七浜高校水族館部のひとり部員である小雪と出会う。
お互いが抱える寂しさに惹かれ合ったふたりは――?
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『熱帯魚は雪に焦がれる』4巻の感想

『熱帯魚は雪に焦がれる』作品全体の感想

周囲から高嶺の花と思われているせいで息苦しさを感じているマジメ系不器用先輩帆波小雪と転校してきたばかりで周囲に馴染めない強がり系不器用後輩天野小夏の関係を描いた作品です。

百合度はそこまで高いわけでは無いものの、百合的にポイントの高いシチュエーションも多いため百合作品としてとらえていいと思います。

二人ともすごーく不器用なので、読者からするとなかなか仲が進展しないもどかしさに唸ることが出来ます。

この二人が恋愛関係に発展するかというとかなり微妙、というかしない可能性のが高いと思います。どちらかが一歩を踏み出せるビジョンが見えなすぎる(笑)。

展開としてはかなりゆっくりであり、まさに作品の中で引用されている井伏鱒二の『山椒魚』のように二人きりの水族館部で過ごす時間を大切にしている感じです。

そもそも水族館部に部員一人で廃部にならないのかとか実の父親が顧問とかあり得るのかというツッコミはNG。

『熱帯魚は雪に焦がれる』4巻の感想

せっかくの文化祭だったのに風邪で欠席だった帆波先輩。

看病」はそれだけで百合ポイント高いイベントなので非常にエモかったです。

そして小さなことに一喜一憂する帆波先輩は可愛らしい。

最後は帆波先輩が小夏に慰められて次巻へ。先輩とは……

今回は文化祭、修学旅行と二人が一緒にいない状況が多かった巻です。だからこそ相手のことを改めて考えられるっていいよねっていう。修学旅行でいないというのも学年が違うからこそですし。

そして帆波先輩の卒業の話も出ました。

高校生活は3年間と限られている以上、2年生である先輩が先に卒業してしまうのは自明の理。卒業はまだでも部活の引退はもっと早いですしね。帆波先輩は引退しても来そうだけど。

そのタイムリミットをどう生かしていくのか気になります。

まとめ

今注目の百合作品である『熱帯魚は雪に焦がれる』について書きました。

この作品は1話ごとのページ数が多いため、1巻あたり4話しか収録されていません。

そのため「単行本の刊行ペースが早い」のもこの作品の特徴です。単行本派の人にはありがたいですね。

2019年は1月に4巻が出て6月に5巻が発売予定なので今年中にもう1冊は出るでしょう。

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