今回は『異世界転生百合アンソロジー』の感想を書いていきます。

表紙イラストは南方純先生。

『異世界転生百合アンソロジー』の感想


「転生前も後も登場するのは女の子だけ」と明言されているので安心。

女神の祝福と都合のいい異世界ライフ(野中友)

ヒモ願望のあるダメ女がお嬢様に拾われる話。

都合のいい設定ほんと草だ……

我が姫ONE騎士(merryhachi)

merryhachi先生がアンソロに参加するの珍しい。立花館産休中なのにお疲れ様です。

内容は異世界から女騎士が現代日本に来て幼女に出会う話。要はおねロリ。

ギャグの切れ味は相変わらずで安心した。

異世界でヤンデレな魔女に監禁されてた件(沼地どろまる)

設定はタイトルを参照。

クソ重バッドエンド百合。明るいイメージがある「異世界」でこういうのをやるのはさすが沼地どろまる先生。すこ。

ハーレムスキルがデフォルト装備(井原リオ)

転生したことで興味のない女性からもモテるスキルを持った竜人の話。

このスキルは裏を返せばそういうことかーコミカルだけど切ないゾ。



出会った君に映る私は 再び出会った君の目は(きぃやん)

2本立てで続きになってる。

内容としては可愛がってた猫と転生して夢を叶える話。

こういうのは異世界だからこそだよなぁ。

サキュバスの恋(せきはら)

異世界転生してサキュバスになって恋愛をする話。

えっち描写あり。サキュバスだからね(意味深)。

異世界で猫始めました(純玲)

ケモミミの世界に転生した話。おねロリもの。

百合要素は薄め。前世での失敗を生かそうとするのはいいよね……

まとめ

この『異世界転生百合アンソロジー』に限った話ではないのですが全体的に尺が足りてないイメージです。

異世界モノって設定の説明とかにある程度尺が欲しいうえに当然百合要素も入れないといけないのでキッツキツ。

全体的に内容が薄くなってしまっている印象は受けました。

あと最初読んだときは掲載順微妙かなーと思いましたが、この作品群の中では野中友先生をトップに持ってくるしかなかったでしょう。変化球ばっかだもんな……

まあ直球の異世界モノだとわざわざ百合を異世界でやる必要性がなくなってしまうので作家側からすれば難しいテーマだったのかなと。それはあとがきのコメントでもよくわかります。

ただ、「百合好き」より「異世界好き」のが母数は多いと思うので、異世界好きを百合の世界に引きずり込むには有用かもしれません。

そういう意味では百合界トータルで見れば成功するかもしれないアンソロジーです。

自分の場合異世界作品を読んだことがほとんどなく、百合好きとしての視点しか持ってないから難しいんですよね。

「異世界好き」の視点から見た感想も知りたいところです。

てか異世界転生するきっかけって車に轢かれて死ぬのがポピュラーなんですかね?後半の作品ほぼそれだったゾ……


異世界転生百合アンソロジー【イラスト特典付】