『ユリキュール アルコール百合アンソロジー』と同日発売された『マカロン アイドル百合アンソロジー』。
『ユリキュール アルコール百合アンソロジー』の感想

これも「アルコール」ほどではないものの「アイドル」となかなかニッチなところを攻めており、どんな感じになるのか期待していました。

ちなみに表紙は『推しが武道館いってくれたら死ぬ』で有名な平尾アウリ先生。

参加されてる作家陣もかなり豪華です。

今回は『マカロン アイドル百合アンソロジー』の感想です。

『マカロン アイドル百合アンソロジー』の感想

ポニーテールと青い嘘(坂城)

ライバルでもあるアイドル同士の絆を描いた話。

まさに正統派アイドル百合。

きみいろスターチス(ウミノモクズ)

幼馴染同士のアイドルとマネージャーの話。

ぶっちゃけ新人アイドルで24はキツイ(笑)。

貴方のとなり(嶋水えけ)

口では「嫌い」と言いつつ実は…という話。

愛が重い。

出席番号1番(柚原もけ)

高校生地下アイドルと同級生の話。

ちなみに「同担拒否」とは「推し対象が同じ人とは仲良くなりたくない」という意味らしい。調べた(笑)。

手のひらのしるし(山田あこ)

新人アイドルと先輩アイドルの話。

百合度低めの普通にいい話。



アイドル”失格”(KOUGI)

ファンに恋したアイドルの話。

アイドル側からというのは斬新な切り口で面白かった。

My Flower…(黄井ぴかち)

アイドル同士の百合。

最後が意味深。絵の上手さはさすが。

百合営業って呼ばないで!(辻柚那)

百合営業じゃなくてガチだよというタイトルそのままな話。

結局関係がわからないのが面白い。

遠くて近いものたち(くもすずめ)

幼馴染同士のアイドルと元アイドルの百合。

このアンソロジーの中ではこの話が一番良かった。

Your Yolk(きぃやん)

中堅アイドルと新人アイドルの話。

なんというか評価に困る。

となりのぶきっちょ(上林眞)

アイドルとルームシェアしてる同居人の話。

話は王道だけど普通によかった。最後はこういう作品がいい。

まとめ

アイドル」だけでアンソロジーができる時代になりました。

「百合」自体の人気もさることながら、最近のアイドルはソロよりグループが主流ですし、女性ファンも増えているので成立したともいえそうです。

ただ、帯に「眩しく輝く少女たちの恋愛模様」とか書くならもうちょっと踏み込んでもよかったかな、という印象があるのも事実です。

でも「アイドル」ってもともと「恋愛感情」を描くのは難しいと思うんですよね。

ファンとの恋愛がご法度なのは常識だし、同グループ内では仕事仲間みたいな感じにもなっちゃうので。

そういう意味では多少仕方ない部分はあります。

全体的な完成度はまあまあだったと思います。メンバーが豪華なだけあって作画があまりに酷い人もいないですしね。

今後の一迅社のイロモノ百合アンソロジーに期待しています。