今回は『シロップ HONEY 初夜百合アンソロジー』の感想を書いていきます。

表紙イラストはもはや恒例となったフライ先生。

前作の感想はこちら

『シロップ NIGHT 初夜百合アンソロジー』の感想

『シロップ HONEY 初夜百合アンソロジー』の感想

Pretty Little Sexy Girl(毒田ペパ子)

セクシーな彼女との初えっち直前の話。

トップバッターとして勢いをつけるためにはいい話かと。

おしえて先生(北尾タキ)

高校卒業まで待って教え子と付き合うことになった先生と生徒の話。

いわゆる朝チュンパターンではあるが心理描写に重きを置いた作品なのでいいでしょう。

シガレットチョコの想い(いちごイチエ)

付き合うためにタバコと酒をやめた彼女の話。

設定はいいだけに尺の短さが残念。8ページはなぁ……

スムージー(森島明子)

理系女子カップルの初えっちの話。

このジャンルのベテランである森島明子らしく、直接的な表現も交えつつえっちに描くのが上手かった。

ほまれの姫君(伊藤ハチ)

恋人同士である姫君と護衛の初えっちの話。

ケモ耳こそないが18歳とは思えないロリな見た目……相変わらずである(笑)

愛のはじまり(桐山はるか)

付き合って2年になるがなかなか進展しないカップルの話。

桐山はるか先生は毎回安定した話を描いている印象。

キック イン ザ ティース(西尾雄太)

歪んだ性癖を持つ歯医者の院長と助手の話。

「初夜」というテーマからはややズレている感はあるが変化球としてはアリかと。

私だけのアイドル(嵩乃朔)

グループ内で付き合ってるアイドルの話。

普通にえっちなんですがそれは……

海沿いの街*逃避行(タチ)

駆け落ちした二人がボロアパートで初えっちする話。

ほんとえっちだなこの人の絵は……あと謎のギャグセンスもいい。

やくそく(岩見樹代子)

結婚した幼馴染による初夜の話。

まさにド王道。絵も話も最高レベルであり、アンソロジーの締めにふさわしい作品。

まとめ

前作はコンセプトがややブレていた作品があったためか、普通に好評だったからなのかはわかりませんが、前作と全く同じ「初夜」というテーマでした。

全体的に前作よりパワーアップしている印象を受けました。同じテーマでやると修正すべき点を修正できるのがいいですね。

前作とページ数はほぼ同じですが、紙質が良くなって厚く見える(笑)。

唯一不満というか心配?なのは『シロップ』シリーズでは毎回トリだった百合漫画界のレジェンド・森永みるく先生がいないことでしょうか。最近『ガレット』くらいでしか見ないので。

逆に言えば不満点はその程度。アンソロジーとしてのクオリティは十分だったと思います。

『シロップ』次回作にも期待したいですね。