先日、宮澤伊織先生による小説『裏世界ピクニック』がアニメ化されることが発表されました。


さて、この『裏世界ピクニック』とはどんな作品なのでしょうか?

『裏世界ピクニック』とは?

『裏世界ピクニック』の主人公は廃墟巡りが趣味という陰キャの女子大生・紙越 空魚(かみこし そらを)。彼女が廃墟巡りをしている際に「裏世界」への扉を見つけ、そこで金髪美人の女子大生・仁科 鳥子(にしな とりこ)に出会います。彼女は裏世界で行方不明になった友人・閏間 冴月(うるま さつき)を探しており、そのための協力者として空魚に声をかけたのでした……

といった話です。

「ピクニック」というお気楽なワードがタイトルについているものの、本作品における「裏世界」はいわゆるなろう系の「異世界」とは全く違います。「裏世界」では得体の知れない生物や危険なトラップが仕掛けられており、命の危険を伴うような場所なのです。アニメ1話放送時には「思ってたのと違う」ってなる人が多そうですね。

本作に登場する怪異は「くねくね」「八尺様」など2000年代前半にインターネット上で流布された実話怪談・都市伝説が元ネタとなっているのも特徴。当時を知っている人ならニヤリとできるのではないでしょうか。あんまりいないかな……

本作の作者・宮澤伊織先生は百合に関して造詣が深く、『裏世界ピクニック』についても「百合」だと言っています。このインタビュー記事は必見でしょう。
百合が俺を人間にしてくれた――宮澤伊織インタビュー

ちなみに宮澤伊織先生は当ブログでも感想記事を書いた『アステリズムに花束を 百合SFアンソロジー』にもトップバッターとして寄稿しています。「百合」のはずなのに登場人物が1人しかいないという異色の作品です。
関連記事→『アステリズムに花束を 百合SFアンソロジー』の感想



『裏世界ピクニック』の感想

『裏世界ピクニック』の感想としては普通に「面白い」というのがまず一つ。SFはそんなに得意なジャンルではないのですが、それでも入っていけるだけの魅力がある作品です。

「くねくね」「八尺様」「きさらぎ駅」といったネット怪談が流行ったのも時代だなぁという印象。そういえば『電車男』が流行ったのもそのくらいの時期でした。今だったら「嘘松」の一言で一蹴されそう(笑)。

作者が「百合」として書いていると明言するだけあって百合要素もあります。序盤はそうでもないのですが、裏世界で数々のピンチを共に乗り越えていくことで、どんどん空魚と鳥子の関係は深まっていきます。こんな帯になる程度には……


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裏世界ピクニック〔体験版〕 ファイル1 くねくねハンティング
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また、本作は水野英多先生の作画でコミカライズ版が『月刊少年ガンガン』にて連載中です。累計発行部数500万部を超えるヒット作、『スパイラル 〜推理の絆〜』の作画を担当したこともある水野英多先生の画力は凄まじいので必見。小説を読むのに抵抗がある人にもおススメです。1巻は約280ページとかなりボリュームがあります。

【デジタル版限定特典付き】裏世界ピクニック 1巻
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まとめ

原作小説もコミカライズ版も非常にクオリティが高く、アニメにも期待できる作品です。「アニメ映え」しそうなタイプの作品ですし。

実際にアニメが放送されるまでは結構時間がかかりそうですが、楽しみに待ちたいと思います。

『裏世界ピクニック』を電子書籍で読むならebookjapanがいいでしょう。

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原作小説
裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル
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